個人被曝測定サービス

個人被曝の管理

放射線業務従事者、管理区随時立入者、又は一時的に立ち入る者は放射線取り扱い場所において実効線量及び等価線量としての被曝線量を測定・管理するよう定められております(※参照:医療法施行規則、電離放射線障害防止規則)。(※参照:医療法施行規則、電離放射線障害防止規則

弊社の個人被曝測定管理サービスでは、高精度で低線量(10μSvから)の被曝線量を測定できるTLD(熱蛍光線量計)を個人モニターとして採用し、測定から報告書作成までをコンピューターによる一括処理により、正確で確実な被曝線量の測定管理サービスを行っています。

測定管理システム

  • 当センターが毎月、使用済みの素子と、未使用の素子の交換いたします。
  • 使用済み素子を、当日又は翌日中に測定し、コンピューターに記録いたします。
  • 測定結果を郵送にてお送りいたします。
    • 1.は直接当センターから交換にお伺いするか、または郵送で交換いたします。
    • 3.は、紙の媒体、もしくは電子媒体(FD、CD-ROM等)で提供いたします。
    • e-mailでの提供も可能です。
    • 電離放射線健康診断個人票作成に伴う3か月、6か月の集計、及び健康診断個人票の作成にも対応いたします。
測定管理システム

測定用素子と測定器について

ある種の蛍光体は、放射線の被曝を受けると線量に応じたエネルギーを内部に蓄積するような性質を有しています。
この蓄積エネルギーは、試料が加熱される時、可視又は近可視域の蛍光として外に放射されます。この現象は、放射線熱蛍光(Radio-Thermoluminescence)と呼ばれており、この時の熱蛍光の強度や光量はある範囲内で放射線の被曝線量に比例します。

熱蛍光線量計はこの原理を利用したものです。
TLDの性能は使用する蛍光物質の性質によって決定づけられます。従来から弗化リチウム、弗化カルシウム、硫酸カルシウム等の利用が試みられてきましたが、種々の点で問題がありました。そこで当センターでは、化成オプトニクス社(KYOKKO)が開発し、多くの欠点を除去した全く新しい熱蛍光体珪酸マグネシウム(テルビウム活性)Mg2SI04(Tb)を採用しています。

測定器

測定・データ処理について

  • 交換回収後すみやかに行っているので、被曝線量をすぐ知ることができ万一の異常事態も早く知ることができます。
  • 1mSv以上の線量の場合は事前にご連絡の上、対応いたします。
  • 着用者の変更・増減が1ヶ月単位で容易にできます。
  • 価格は今までの方法より割安になり、しかも測定料金は1ヶ月単位で計算しますので経済的です。
  • 低線量(10μSv)の測定ができます。
  • 長期間(半年〜1年)の被曝測定も可能です。
  • 広いエネルギー範囲のX線・γ線量が測定できます。
  • 局部被曝線量の測定(指先リングタイプを使用)ができます。
  • 通常の使用状態であれば、水分・温度・光等に影響されません。
  • 測定はTLD素子を約300℃に熱し、そこから出た光量(蛍光量)を自動的に読み取るので、きわめて高精度です。

放射線管理区域測定サービス

施設漏洩線量の管理

各放射線取扱い場所の環境測定は、1ヶ月又は6ヶ月を越えない期間ごとに1回測定検査を行い、その結果を5年間保存するように定められています(※参照:医療法施行規則、電離放射線障害防止規則)。

弊社ではより確実な管理のために、専門の測定技術者(資格保有者)が各種測定器により測定を行い、データをコンピューター処理後、報告書を作成いたします。

放射能(放射線)測定器

測定からご報告まで

  • お客様から指定された月に日時を打ち合わせの上、定期的(1ヶ月又は6ヶ月)に伺い、測定いたします。
  • 測定の結果は、その場でコンピューター端末(ハンディターミナル)に入力し、本社コンピューターにて処理、後日報告書をお送りいたします。

設計・施工・設置の手続

放射線による障害を防ぐため、当センターでは法令に基づき、放射線施設設計防護計算から放射線装置の設置に関するアドバイス、手続き完成後の漏洩線測定に至るまでの各種サービスを行っています。

業務提携先

弊社では長瀬ランダウア株式会社と業務提携をしており、ユーザー様の幅広いご希望にお応えできるような体制を整えております。

お客様からのよくある質問

  • 書類の保存期間について
    • 個人被曝線量測定結果については、30年、
    • 管理区域漏洩線量測定結果については5年、
    • 健康診断個人票については30年の保存義務があります。
  • 測定器の着用方法について
    • 主に医療機関で、防護衣を着用して作業をする場合については、防護衣に隠れている部分と、露出している部分にそれぞれ装着し、一定の割合で合算して実効線量として算定しなければなりません。従ってこの場合は一人につき2個必要になります。
      子ども、お年寄りの撮影補助、病室での撮影等が、これにあたります。
      防護衣を着用しない場合は1個で構いません。(撮影時にエックス線室内に入らない場合)
  • X線室の放射線残量について
    • X線室で、撮影が終わった後は、室内に放射能、放射線が残存していることはありません。
    • 撮影終了後はすぐに室内で、片付け、清掃を行っても大丈夫です。
  • 妊婦のエックス線撮影は胎児に影響ないのでしょうか。
    • 妊娠している、または可能性のある方は必ず医師、放射線技師に申告してください。
    • 影響のないように充分配慮されたうえで、安心して検査を受けられます。
  • バックグラウンドとは?
    • 人工の放射線源(病院等の放射線施設からの放射線)以外の放射線で、宇宙線や地表の岩石等から受ける線量をいいます。